会場で直接プロレスを観たことないヤツの新日本プロレス観戦記

NJPWで新日本プロレスを観戦した感想を中心に綴っています。

2020/11/7 POWER STRUGGLE Part.2

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(出典:新日本プロレス公式twitter

 さて、POWER STRUGGLEのPart.2です。

 第3試合目、ということでスペシャシングルマッチのオカダvsグレート-o-カーンです。さんざん、前哨戦でオスプレイとo-カーンのTHE EMPIREにいいようにされてしまったオカダがきっちり借りを返せるかもそうですが、セコンドとしてきっちりとしたスーツに身を包んだオスプレイがどうするのかが見どころでした。

  結果的には、オカダが試合2度目のマネークリップでo-カーンが落ちたとレフリーが判断し、レフリーストップにより勝利しました。しかし、やっぱり新しい選手というのは新鮮でいいですね。o-カーンのアイアンクローもいいですが、あの奇声を上げながらのモンゴリアンチョップがすごいです。天山ともまた違う、声だけでも恐ろしくなりませんか?そして、入場時に顔にたらしている「?」の布は自分世代にはモンゴルの皇帝というよりは、キョンシーが真っ先に浮かんでしまいます。
 オカダが勝利するとオスプレイがリングに上がり、東京ドームでの挑戦表明を宣言し、オスプレイに借りを返したくてたまらなかったオカダも当然受けました。しかし、しゃべりや態度が変わるだけで、見え方がこんなにイヤな奴に変わるんですね。スーツやシャンパンや時計を嫌味ったらしく自慢してどこを目指すのでしょうか、新しいヒールユニットを作りあげるのでしょうか。
 しかし、バックステージで語っていた次の新たなメンバーXが気になります。どうやら、o-カーンとWTLに出場するようです。台風の目、確定でしょうか。

  ってことで、4試合目です。IWGP USヘビー級王座挑戦権利証争奪戦として、KENTA vs 棚橋弘至です。
 G1ではコンディションは良かったといいながらも結果は4勝5敗で負け越した棚橋が、USヘビーの権利証を持つKENTAにG1で勝ったことから新たに照準を絞ってきた試合です。

  試合はKENTAが終始やや優勢に進めていたように感じました。もちろん、棚橋のツイストアンドシャウトやスリングブレイドで流れを掴んだ時もありますが。やはり、棚橋はテキサスクローバーホールドが出ないと流れが行ききらないように思います。最終的には棚橋のテキサスクローバーホールドからKENTAのゲームオーバー、棚橋が再びテキサスクローバーホールドを狙ったところをKENTAがゲームオーバーをガッチリと決め、棚橋の体を大きくそらしたところで棚橋自らギブアップを口にしました!!

  試合後の途方に暮れて、「東京ドームに行きてぇなぁ」と繰り返す棚橋はかなり印象的でした。もう時間がありませんが、どうやって巻き返していくのでしょうか。

 そして、KENTAのバックステージもさらに印象的でした。最初はいつものKENTA劇場かと思いましたが、これはこれで好きなんですが。途中からWWEの時の台湾遠征の時の話から改めて今の自分、KENTAの考えについて語っている姿は短い時間でしたが非常に印象的でした。人生最後に笑えばそれでいいじゃん、ってこと!カッコいい、台湾の自分からすれば惨めだったころから這い上がってきたKENTAならではのセリフですね!


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