会場で直接プロレスを観たことないヤツの新日本プロレス観戦記

NJPWで新日本プロレスを観戦した感想を中心に綴っています。

2020/10/13 G1 CLIMAX30 オカダカズチカvs石井智弘

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(出典:新日本プロレス公式twitter

 いよいよ、大詰めになってきました。
 今回はちょっと書きぶりを変えてみようかと思います。

 まずは、オカダカズチカ。いわずと知れた新日本プロレスでの最強選手の一人ですが、今年に入ってからは今一つ振るいません。年初は2冠戦を制した内藤に話題をさらわれ、そのままコロナのため試合が出来ない状態に突入。NJCではEVILにやられてしまい、自らが提唱したKOPW2020ではおいしい所を矢野にかっさわれてしまいます。


 そんなオカダはコロナから再開して以来、代名詞だったレインメーカーを封印し、コブラクラッチ、マネークリップをメインのフィニッシュホールドにしてきています。
 G1が始まったころは腰にテーピングをしてるせいもあり、腰痛のためにレインメーカーを一時的に封印しているのではないかという話もありましたが、オカダのコメントなどを素直に受け取ると、一時的ではなく、レインメーカーという技を卒業したような雰囲気もあります。
 でもねー、なんかレインメーカーのイメージが強すぎてあまりしっくり来ないんですよね。マネークリップしてるオカダが…。確かに、様になってきていてどんなタイミングからも入れるようになってきていますけど。レインメーカー封印した割には、相手の手をしっかり握ってローリングラリアットは炸裂させてるし。別に駄目じゃないんですよ、技が多彩になるのは観てる方も楽しいですし。ただ、無理して封印したみたいなことは言わなくてもいいんじゃないかと…。
 まだ、言いたいことが3つありまーす、って言ってたころの方が好きでしたね。

  そして、石井智弘です。言わずと知れた名勝負製造機です。
 いつもはパワーボム、スライディング式ラリアット、垂直落下式のブレーンバスターなどをメイン技にしていますが、G1のようなシングル戦になると多彩な引出しがどんどんあいてきます。あのムチムチの体でフランケンシュタイナーも出来ますし、今回の試合ではコードブレイカーでオカダをあと一歩まで追い詰めました。
 多彩な技に加えて、左右のエルボー連打や追い詰められたときに一気に逆転出来るヘッドバットもいいですよね。

試合はオカダがマネークリップでレフリーストップを勝ち取りました。同じCHAOSのためあまり対決することのない二人ですが、いつか石井がオカダを下す光景も見たいものです。



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