会場で直接プロレスを観たことないヤツの新日本プロレス観戦記

NJPWで新日本プロレスを観戦した感想を中心に綴っています。

2020/10/10 G1 CLIMAX30 ジェイ・ホワイトvs高橋裕二郎

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出典:新日本プロレス公式サイト

 

前回のジェイ・ホワイトのバックステージコメントではジェイが八百長をにおわせ、次の日のBブロックのバックステージコメントでEVILが裕次郎がそうはならないといったコメントをして試合前から不穏な空気が漂う試合でした。

高橋裕二郎と言えば、そこまで観戦歴の長くない私にとってはセクシーなピーターさんを連れてくる名バイプレーヤー、といった印象の選手でした。でも、ピンプジュースやマイアミ・シャインといったかっこ良いネーミングの技がたくさんあるというのも強い印象の一つでした。

そんな裕二郎選手が今年は新型コロナの影響もあって、NEW JAPAN CUPに出場し、シングル戦線にも出てきました。7月にはオカダとのシングル戦、8月のNEVER6人タッグ、KOPW2020の勢いをかって、久しぶりのG1にも出場です。残念ながら、今のところ両リーグ唯一の全敗と結果は振るいませんが…。

さて、昨日の試合ですが、ジェイはコスチュームではなくジャージで靴もリングシューズではなく、バックステージコメント通り今日の試合が出来レースであることを匂わせます。また、試合前には裕二郎もバレットクラブのtoo sweetポーズをジェイと合わせ、開始後も自ら仰向けになりジェイにフォールさせるなど、やはりそうなのか⁉という流れになります。

しかし、ジェイがフォールするとツーカウントで返すのを2回繰り返すと、裕二郎は反撃に出ます。フォールから逆に巻き込み返し、ジェイがどうしたんだ⁉と詰め寄るとラリアット、インカレスラムと追い込み続け、マイアミ・シャインが不発に終わるとジェイに金的をお見舞いします。そして、再度のマイアミ・シャインを炸裂させますが、ピンプジュースをしようとしたところにで金的をくらいスイッチブレードでスリーカウント!!

試合後のジェイはまだダウンしている裕二郎にパイプ椅子で制裁を加えようとしますが、これは外道がなんとか間に立ってなだめて事なきをえました。


そのまま受け止めれば、なめられた裕二郎が耐え切れずジェイに意地を見せたけど残念ながら敗れたけれども分裂までは至らなかった、ということになるのでしょうが…。実際このとおりということもあるでしょうし、この流れ自体がバレットクラブ内でのストーリーだったのかもしれません。ジェイが短い試合時間であまり体力を消耗せずに勝ったことは変わらないのですから。

今後どうなるのかは分かりませんが、裕二郎選手にはジェイやKENTA、さらにはタマ兄弟達がいてもシングル戦線にも出続けていただきたいものです。


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